2006年07月27日

モッタイナイ2

少し前になるが、最終兵器彼女(実写映画版)を見た。

主演の前田亜季ちゃん、彼女は頑張っているとして、その他のキャストの演技はどうよ?
(特に自衛隊の面々)

戦闘機の遅さはどうよ?

パニック状態の演出はどうよ?

それらが気になった時点で、もう惹きこまれなくなってしまった。

設定の無謀さは原作が漫画と言うことで全然アリとして、切ないストーリーだと思うのにちょっとモッタイナイ。

制作サイドの都合もわかっているつもりだし、ブログではあまり批判というものをしたくないと思っているのだが、申し訳ないがここは勝手ながら反面教師になってもらうことにしよう。

アニメや漫画を実写化するにあたり、リアリズムとファンタスティックのバランスの葛藤があると思う。
以前書いたが、これはうちらCG屋にも言えることだ。

アニメや漫画はディフォルメが命。
過剰な演出はあって当然。
ファンタジーな世界の中でのリアリティーに私たちは惹き込まれる。

実写ドラマでは同じようにはいかないのもまた当然。
そもそもリアルな人間が演じているのだから、実写ドラマの土俵で考える必要があると思う。

うちのT氏曰く、もっと「自分ではコントロール出来ない運命」にリアリティーを出すために、自ら死のうとしても自己防御装置とかが働いて絶対死ねないとかの演出があったらよかったのにね。
と、そういうことである。(原作は知らないが・・・)

このバランスを間違えると、原作のファンから「失敗」と言われてしまう。

もっとも避けたいのは「どっち付かず」にしてしまうことだ。
原作のファンも逃すし、新規のお客さんにも満足してもらえない。
私は後者だが、何事も中途半端は良くない。

原作を知っている人間にしか解り得ない設定の説明も無く、原作と矛盾したストーリーや演出にしてしまう。
結構ありがちである。

(この最カノの場合は、あえて設定など切り捨てているらしい、いわゆるセカイ系とかエヴァ系とか言うの?)

また、キャラビズでもどっち付かずを目にする。

ぴちょんくんに「ぴちょんくんのお店へ」とか言わせてしまう。
ぴちょんくんにもぴちょんくんの世界があるはず。
それを露骨に実世界のセールスマンにするのはどうだろう。
しかも台詞が他人事っぽい。

その点、Qooは商品を売らない。
あくまでQooの世界での消費者である。

コンシューマーから見て、どちらに親近感が湧くかは明白である。

家電メーカーさんも飲料メーカーさんも、キャラクターそのものが商品ではないとは思うが、折角キャラクターを使うのならば、使い方には気を使いたいところだ。

元々消費者は売り込まれることに抵抗を感じる。
親近感を得るための手法としてキャラクターを使っているはずなのに、露骨に売り込みをやってしまっては、キャラクター自体に抵抗を感じてしまうかもしれない。

批判的な文章になってしまったが、モッタイナイと感じていると言うことは、「こうすればもっと良くなりそうなのに」と認めているということである。

そもそも私自身が消費者であり、視聴者であるから感じるモッタイナイである。

ここにあげた作品たちがメジャーだからこそのモッタイナイである。

モッタイナイ・・・

あーっ、言われてみてー。ヘ(゜◇、゜)ノ アヘアヘ


mtk_takagi at 23:32 │Comments(0)TrackBack(0)clip!武士道精神 

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